C-1011 PC-23
■特徴
・日立金属㈱製の1種無酸素銅C1011材を使用した、VCTF2.0sq3芯の電源ケーブルです。
・コストパフォーマンスが高く、フレキシブルで使いやすい電源ケーブルです。
・純粋に良質な電源ケーブルで、音に変化を与えず機器本来の音の持ち味をフルに発揮します。
【SPEC】
■導体; JIS H 3510
7/12/0.18mmのC1011材をロープ撚りに構成
7本の素線を、さらに12本でまとめこれにより、素線間の隙間を排除し線間歪を最小限に押さえ、線間歪による音質の劣化を排除。
■絶縁体
PVC絶縁体
■外装シース
+105℃耐熱・-30℃耐寒・耐油・非移行性に優れ、柔軟性に富み、様々な環境での使用が可能。UL94 V-0規格取得の為、難燃性に優れています。(色:艶消し 黒)
<PS>Eマーク取得。交流300V15A対応。
交流300V15A対応。
“無酸素銅”これが銅本来の姿
日立金属㈱のC1011は、銅材料の中では最も高純度で数々の優れた特長を有する無酸素銅です。
全連続鋳造設備に独自に開発した真空脱ガス装置により、銅中のガスを極限にまで低減させることで無酸素銅1種の量産化に成功。
日本で初めて量産に成功し、その後40年以上の歴史を経てその用途を拡大させてきました。
無酸素銅は他の純銅に比べて、導電性、溶接性、加工性、酸化膜性等に優れ、その高純度により高真空用途に対してはガス放出量が少なく、また水素脆化を起こさないと言った特長を有します。
C1011は、不純物の種類も純銅とは異なり、明確に物質が指定されています。いわゆる4N(フォーナイン)、99.99%以上の純度が要求されるもので、機械的性質等の特性試験内容として、引張強さや伸び、曲げ、硬さ、結晶粒度、導電率のほか、水素脆性や酸化膜剥離性についても項目があります。
無酸素の名にふさわしく、酸素含有量が0.001%以下と規定されており、水素脆性も起こさず、高い導電率を持つ純銅です。
C1011の成分について
C1011の成分表 |
|||||||||||
銅合金番号 |
成分(%) |
||||||||||
Cu |
Pb |
Zn |
Bi |
Cd |
Hg |
O |
P |
S |
Se |
Te |
|
C1011 |
99.99 |
0.001以下 |
0.0001以下 |
0.001以下 |
0.0001以下 |
0.0001以下 |
0.001以下 |
0.0003以下 |
0.0018以下 |
0.001以下 |
0.001以下 |
【販売店】