ポリイミドチューブ
ポリイミドの耐寒耐熱性は−269℃〜+400℃。
FEPを超えたポリイミドの耐寒耐熱性。
この新樹脂の出現は、当然、世界の電気技術者たちに、新しい可能性をもたらしてくれました。
しかしポリイミドは不溶不融で非延焼性。
そこで配線絶縁材に加工する場合、細かく切ったフィルムをスパイラル状に巻き、
接着剤で接合してチューブに加工していたのです。
これでは、せっかくの耐寒耐熱という優れた特性も接着剤しだい。
というわけで古河電工が開発したのが、特殊製法による一体成型のシームレス状タイプ
「古河ポリイミド・チューブ」です。